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2005-10-30

[]アイドル資源枯渇

世の中、天然もので希少な商品は値が張る。

金とかダイアモンドとかの地下資源もそうだが、プロスポーツ選手も天然で希少なものだ

と言えよう。

アイドルもそうである。もっとも期間が限られているが。


さて、日本アイドルは、これまで天然ものを捕まえて、多少細工したりしなかったり

して市場に出してきた。

たまに「○○年組」と呼ばれるアイドルの当たり年があったこともご存知だろう。


しかし、これは一年間に生まれる女の子の中に必ず可愛い子がいる、という前提で成り

立っている。

そのために、美少女を次から次へと使い捨てているのが現状だ。


もし、この資源が枯渇したらどうなるのか? 

つまり、ある年からピタッと可愛い女の子が生まれなくなったら、どうやってアイドル

確保すればいいのだろう、という問題だ。

(この仮説の場合、そこそこ普通に可愛い女の子もいなくなり、明らかにどうしようも

ないだろうという不細工な子しか生まれないとする)


これが分かったときには、すでに手遅れの状態である。

というのも、まあ早くても小学生の高学年ぐらいにならないと需要がないので、10年

ぐらいは発覚しないはずだからだ。

また、全国的にこの現象が起こっていたとしても、自分たちの身の回りでしか確認でき

ないので、まさか日本中でこんなことになっているとは想像できまい。


そうなると、少なくとも10年間は、アイドルが不在という事態に陥る。

また、生まれたときに「この子は可愛くなるのか」という予想は、ほとんど不可能だ。

当然、手を打たねばならない。


まず考えられるのは、美容整形だろう。

成長期の女の子に手術をするのはためらわれるものがあるが、やる人はやるはずだ。

ただ、世間は人工美人と天然美人を見分けられるかもしれない。

それでも、アイドルなしよりはマシだということで、人工アイドルの時代が来ると

予想される。


別の地域から輸入するということも考えられる。

もっとも、世界中で可愛い子が枯渇するという現象が起こってなければだが。


医学的な原因究明をする人もいるかもしれぬ。

しかし、別に病気でもないのに「女の子が可愛くなくなったから」という理由だけで

予算がつくとは思えない。

フェミニズム研究を妨害するだろう。


とりあえず美男美女を交配させる奴が出てくるかもしれない。

サラブレッドを育成する原理である。

だが、その結果は10年しないと分からない。


そうこうするうちに、世代が交代すると、可愛さの価値観シフトするだろう。

今まで不細工だと思っていたが、実はそっちの方が可愛いのではないか、という

転換が起こる。

我々が、江戸時代美人画を見ても、それほどそそられないように、かつてのアイドル

写真を見ても、どうしてこんな子がチヤホヤされていたのだろう‥‥と思うようになる

のかもしれない。


ただ、人類の金やダイアモンドを美しいと思う価値観が何千年も揺るがないように、

女の子の可愛さの基準や位相が頑固に変化しない可能性もある。

果たして、我々の価値観は数十年程度で形作られたものなのか、それとも可愛い女の子

というのはどんな時代に存在しても可愛いのか。


私たちの脳は、ある方向に教育されているのかもしれない。